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 ACT.29 : しかたなくミッションに挑む

 ずっと放置してきたミッションに挑む事にしました。

 歩き回る事が多いミッションですが、街の外だと面倒。だけどシーリングジェムもあるし、お金にも余裕がある位にはなりました。これなら歩く手間もなくていいでしょう。

 そんなわけで、身近なところから。テーベ東キャンプくらいまでならジェムでひとっ飛び。簡単です。


  ぬう! 今度は西キャンプか! こっちは前回遊びに行ったときにジェムをセットしていなかったな。仕方がない。アレを使うか。

 アレとはもちろん、スキルの「疾風」です。歩くのが早くなるやつ。これね、けっこう便利なんですよ。敵に発見されてもスピードでぶっちぎれるし。

 LV1・風魔法「警戒」と合わせて、わざわざ敵のど真ん中を突っ切ると、次々発見されるけど全部逃げ切れるからいい気分です。
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 ACT.30 : 襲い掛かる難関

 ミッションで困ったのは違う性別のキャラと一緒に来い、というやつです。基本でソロプレイなワタクシには当然知り合いもいないもので、非常に困るんですよねぇ。

 そんなわけで依頼を受けて放置していたのですが、街を歩いていると全体呼びかけで声がするじゃないですか。女性キャラ募集!…と。

 それだぁぁぁぁぁーーーーーーー!!

 光の速さで返信し、運良くミッションクリア! ああ……良かった。これは幸先さいさきいいぞ。
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 ACT.31 : どこだ!? ヘビーウッド丸太

 調子良く、次々とミッションクリアしていくワタクシ。今度は……ヘビーウッド丸太を届けろ??

 はて? なんですかそれは??

 伐採なんて全然やってないし、どこで手に入るのかわからない丸太。仕方がないので街を探すものの売り切れ。フリーマーケットもこういう時に限ってどこにもないという状況。う〜〜ん、これは困った。
 そんなわけで、外に探しに行く事にしました。近くはダメでも、少し歩けばあるだろう。そう考えたワタクシは、必殺の「疾風」スキルでダッシュ! トボトボ歩く愚民どもを次々と抜かしつつ笑い声を発して遠出します。

 よし! ここまでくればヘビーウッド丸太とかが手に入るだろう。テーベ高原の北まで走ってきたので伐採をしてみるのですが……手に入るのはソフトウッド丸太。あれ……もしかしてMAP内だと全部木材は一緒なの???


 し、仕方ない! こうなれば初めての外世界に旅立つとしよう! 大丈夫、疾風さえあればどんな相手も追いつけない!

 なぜなら!

 我こそは逃げの帝王だからだ!
 (↑あまり…誇れない帝王だ…)


 そんなわけでやってきましたモノマキア平原。うひょー! 雪だらけですよ! 冬だからかな? とにかく寒そうです。

 ヘビーウッド丸太を求めてやって来たものの、やはり初めての土地というのは不安です。まして、敵も強くなってるんでしょうし……。

 いや、悩んでも仕方がない! 前進だ!


 ここで伐採をしたら、ようやく手に入りましたヘビ丸太! ここまで着た甲斐があります。これで帰れます。

 しかし、やはり先を見てみたいというのが人情。無駄な抵抗とは思いつつ、ガーディアンなど出しつつ進むと、変なブタがいます。

 ……疾風のスキルも技ゲージが底をついて使えない。ここらで戦って補充しなければならないのでした。現状でのベストコンディションならば負けはしないだろう。そう考えて技ゲージ補充のために戦いを挑むと……

 ぐあ! 強い!

 オークリクルートなんぞと戦って余裕とか言ってた自慢が吹き飛びました。なんだこりゃ! まるでオークキャプテンのような強さです!

 ゲージ貯めるどころか瀕死で何とか勝利。くそ、キャンプまであと少し! このまま意地でもたどり着いてやる!! ……雪の上をもさもさ歩いていきます…。
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 ACT.32 : モノマキア平原の地獄絵図

 くそ! キャンプがあるくせに何も売ってないとは! 一体どういう事なんだ!

 本当に意味がないキャンプを後にし、ぶちぶち言いながら、それでも先に進むワタクシ。
                 (もう帰ればいいじゃん…)


 そんな頃、見えてきたのは大きな橋。なかなかの名所ですが……、なんだかイヤな敵が……オーガレイダー? やべぇ…強そうです。

一度捕まれば、頭からボリボリ食べられてしまうでしょう。どうしよう……。
(だから悩むんだったら帰ればいいじゃんよ!)


 大きく迂回し、なけなしの疾風スキルを使いながら先へと進むと……

 そこは地獄絵図でした…。

 オーガレイダーだのウォーリアだの、もう意味不明モンスターだらけとなった夜の森はあまりに寒く、孤独で寂しいのです。こんな地獄絵図があるでしょうか?

 来る途中、ワタクシの近くにいた3人のパーティが、一撃で死んでいる姿を目にした事もあり、発見=死、という恐怖感が襲ってきます。

 しかも、斧で木を切れば技ゲージ貯まるので、鼻歌歌いながら使ってたら斧折れちゃうし、イベントでもらった「丈夫なつるはし」で石柱を叩いて稼ごうとしたら装備できないし…。


 ……で、キャンプについてみれば、どこにも人すらいないし……居ても会話だけで意味ないし…。

 オーガマロウダーとかいう、もう意味不明モンスターまでいるし。マロウダーってなにさ!

 ああ〜、もうだめ。……絶対死ぬ!
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 ACT.33 : やってきちゃったプラーナ平原

 奇蹟としかいいようがない冒険で、ついにプラーナ平原へ到着。さらに敵の強さがあがっているかと思うと……考えたくもないです。

 この調子で「ドリオン」とかいう街までいければいいんですが……。


 ヴェノムワームだの、オーガなんたら〜だの、もう想像を絶する敵を横目にたどり着いたキャンプもやっぱり無意味。なんの意味があるんだか……。

 そこで出会ったのは、「ウォーホース」とかいう馬モンスターでした。
 この平原に入った時に、魔法を無理に使えば技ゲージが回復するという発見をしたため、1回は疾風スキルを使える状態だったワタクシは、思い切ってスピードで振り切る事を決意。ジェムで記憶もしたし、怖いものはありません。

 さあ、追いつけまい!!

 きゃつらの脇を抜けて走った瞬間、かけておいた風魔法・警戒が鳴ります! 発見されたようです。だが、こちらは疾風状態、追いつけるハズが……

 536ダメージ!!
 ぐはああああ! 一撃……。HP511なんですけど……。

 そうか……、馬だから走るの速いんだ…。馬だもんな…。

 こうして、ヘビーウッド丸太から始まった冒険は、無常にも終わりを告げたのでした。
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 ACT.34 : やっぱりまたオークで稼ぐ

 大人しくテーベ高原で稼ぐ事にしたワタクシ。まあ、ミッションもクリアできたし、冒険も出来たし、そろそろLVUPしなくてはいけません。っていうか、お金ないですからね。

 そこで、オークリクルートはもう弱いので、もう一段階強い相手を探します。出会ったのはオークソルジャー。こいつ、稼ぐにはなかなかですね。

 リクルートより少しHPがあるくらいで、強くないのにお金30Gだし、たまに落すオークビールは182Gで売れます。こりゃ稼げますよ。
 なのにナゼ、人がいないのかわかりませんが、ここはいい場所だと思うんですけどねぇ。


 これがオークビール。料理屋で売ると182Gという装備品の槍より高い品。

 ワタクシのキャラはまだ少年期なので、飲もうとしたら「未成年なので飲めません」だとか。笑えます。
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 ACT.35 : バックパックが欲しい!

 シーリングジェムが多くなると、必然的にアイテムも持てなくなってきます。槍と盾、魔法書にペン、紙など持てば、スペースなんかすぐなくなってしまいます。

 そろそろバックパック(←のちにショルダーバックと勘違いしていたと気が付く)が欲しいなぁ……と思うと、少し前までたくさん売っていたのに、もうどこにもないんですよね。フリマはみ〜んな、国家ランク装備ばかりで、品物にバリエーションもなくなってるし。

 こういう時に、そういった品も売っていると絶対助かると思うんだけどなぁ…。フリマ自体はたくさんあるんだけどねぇ…。


 そこで、たった一つ見つけたのがこの方! 一つだけ売ってました1800Gです。 これはぜひ欲しい!(←くどいようですが、ショルダーバックの勘違いです)

 そう思ったものの、手持ちのお金はさっき銀行に預けてしまって、現在1600Gしかありませんでした。だけど、フリマで中古鎧を持っていたので、それを安値で売れば稼げる金額だったのです。

 真横に座って、しかも相手を見ながら中古鎧が売れるのを待つワタクシ。これを逃してなるものですか! 相手の方はそんな事など知るわけがないのですが、この時、ワタクシはプレイヤーまでが熱い視線を送っていたのでした。

 ……さっぱり売れない中古鎧。時間だけが過ぎていく……。

 銀行からお金を下ろしてくれば済むのに、貧乏が長かったので使用料がもったいない、中古鎧が売れるから…と時間をかけてしまいました。しかしこのままではラチが開きません。

 急いで銀行へダッシュ! 戻って買ってしまおう!

 光の速さで行って帰ってくると……もういないし……。
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 ACT.36 : 盾が欲しい!

 結局、ショルダーパックはなんとか買えたのですが、今度は盾がもう壊れそうです。

 どうやら片手武器をメインで使っている人ってあまりいないのか、盾も売ってないんですよね。フリマだと。冷遇ですよねぇ。

 仕方ないので、「盾売ってください」という表示を出して歩いていると、突然、指名会話で呼ばれました。なんと盾を超安値で譲ってくれるとか。

 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 あんた……ええ人や……。

 この方、本当にいい人でして、話しているとアリアバード、ボーダーのシーリングジェムまでめぐんでくれました。いつか恩返ししなければなりません。
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 ACT.37 : 赤ちゃんが…! いいえ、赤様が!

 いつも通りカルガレオンの街でフリマ巡りをしていると、まるで見せ付けるように赤ちゃん、いえ! 赤さんを抱いた女性キャラが!

 うわぁ…赤さん、サルみたい(←失敬な!)

 しかしね、子供が成長する姿を見ていくと、自分もだんだんと老年になっていくんですよ…。このゲーム、老年さえなければいいんだけどね…。
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 ACT.38 : オークベテランとキャプテン

 新しい鎧を買ったせいか、オークソルジャーにダメージ食らわなくなったので、次のステップとしてオークベテランと戦う事にしました。
 O・ベテランってソルジャーより攻撃力はあるんだけど、HPがないので倒しやすいです。でも、そんなに稼ぎは変わらないかな。ゆいいつの利点は、いま使ってる武器、「銅のパイク」をときたま落してくれる事でしょうか。

 でも、やっぱり、そろそろブタ系統の相手も飽きてきた…。

 で、その近くには、オークキャプテンも少しだけ出てくるんですが、こいつはやはり強いですね。攻撃力が高すぎる。HPはそれほどでもなく、倒せない事もないので、狩場に来ていた人達が近寄らない中で、私一人が攻撃仕掛けたりしてます。

 とにかくブタに飽きた。
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 ACT.39 : 久しぶりのにブタ谷

 O・ベテラン達と戦っているのはいいんですが、こいつらあまり食べ物落さないので、必然的に食料が尽きてきます。そこで、肉を仕入れにやって来たのは、懐かしいブタ谷です。

 最近はシーリングジェムばかりで近寄る事もなかったのですが、久しぶりに来ると沢山いますねぇ。さっそく肉を狩らせていただきましょう。

 弱い。っていうか、ダメージ食らわないよ。

 このゲーム、装備品に依存しすぎてるんじゃないでしょうか? そういうもんなのかなぁ。……まあ、開発者側から見れば、バランス取るにはいいのかもしれません。そうですね、廃人抑制とか考えるとね。


 この時を待ってました。まだ能力が低い頃、初めて見た「焚き火」に驚き、憧れた事。まったりの象徴みたいな灯火。

 あの時の、この場所で、使おうと思っていたのですが、ようやく願いが叶いました。
 あの頃は合計値67とかでしたけど、今はもう120近いです。こんなに早くそれほどUPするとは思わなかったなぁ…。

 130で仕官ができるって聞いたので、この調子だともうすぐですね。これで新装備が手に入るというものです。
 最近のフリマは、国家LV制限ばかりになって、買い物の幅が狭まっていくばかりでしたけど、それももうすぐなんですねぇ。
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 ACT.40 : ドロップ品を売り出そう!

 オークと山ほど戦えば、そりゃあドロップ品だって貯まります。一番最初やったフリマはやり方を間違えていたらしく、売れないという結果に。

 今回は間違えず、さらに看板娘として客引きを念頭に置いて水着に……。

 ええい、かまわぬ! 客にこびて何が悪い!?
 売れなくては意味がないのである!


 ええ……実は、ファッションに目覚めて、色んな服を買ってたら金が……。あんなにあったのに…。
 ジョルダーバックなんかも買って、家計は火の車です。
 
 なんとかしなければ……、なんとか稼がなくちゃ……

 新しい服が買えないじゃないか!!(←泥沼…)
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 ACT.41 : さすがは生産の街

 服を買うのにお金稼ぐばかりが気になって、前にジェムいただいたのに忘れていたボーダーへと言って見ることにしました。

 やや! ここの広場はいいですな! カルガレオンの街よりも道幅が広くて見やすい。フリマに適した街といえるのではないでしょうか。さすが生産の街。


 ぐぬ! こういう時に限って探していた服が!!

 カルガで、たまたま売ってなかった「みやびなスカート」をGet! ……大したことじゃない? 探してたんですよ。売ってないんだもん。

 よくいるよね〜、旅先で浮かれて関係ないモノまで買ちゃう旅行者……。っていうか、上半身のハイドチェニックと激しく似合ってないんじゃ…。

 いいんだよ! 雅な魔力にやられたんだから! さすがは生産の街! (←支離滅裂)


 そんなわけで外の世界へ。カルガレオンのテーベ高原でなら敵はいないけれど、こっちはどうだろうか? ドキドキします。

 ぐうぬ! カ、カ、カエルか! 

 妙にかわいいじゃないのさ…。弱いのがひと目でわかる。こんな弱小モンスターを叩くなんて事はできない。次だ!


 ぐぬぁ!! そんな目で見るな!

 なんという事だ。私にこれを倒せというのか? 愛らしい仔猫に刃を向けろというのか? これほど恐ろしい試練は出会った事がない!

 ああ…ボーダーを選んでいたら少しもLV上げできなかっただろう。カワイイ動物大集合なんて拷問だ……。

 攻撃してきたら喜んで殺されよう…。


 お前は叩ける。

 っていうか、むしろる。
 その魚みたいな顔が気に喰わない。

 あれですね、カルガレオンだと一定以上意強いザコというと、オークですけど、ここだとこの半漁人がその役に当るんですね。

 さすがは生産の街。カワイさと憎たらしさが同居するというわけですか。

 それにしてもこの辺りは、カルガと違って生産計素材のアイテムを落す敵ばかりですな。さっきだって、カルガでみんな争って、必死に倒してる「ダーティハウンド」なんか誰も倒さずにたくさんいるし。

 生産系の人は買取した方が楽かもしれないけど、少し鍛えてここで狩れば飽きるほど取れると思うけどなぁ……。生産は生産だけでやりたいのかな?
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 ACT.42 : ファィェエン? よくわからん読み方の場所

 とりあえずお金になりそうな奴を探していると、それほど苦労もせずに次の土地へ。なんだか慣れるまで舌噛みそうな土地です。

 なんだか知りませんが、ワタクシが新しい土地に行くときって必ず夜なんですよね。狙ってるわけじゃないんですが、夜に行く事がほとんどです。

 で、こういうときは必ず死んで帰る事が多いんですよねぇ…。


 「ダークスティード」という馬の強い奴に見つかり、本気で殺されそうになりました。

 一撃だけで520とか喰らってるんです。残りHP8ですよ! しかも、何度も技を叩き込んでも死にゃあしねぇ。
 これは死んだな、と思いつつだらだら攻撃してたら、すごい偶然っが! ヤツは2撃目をガーディアンへと叩き込んだのです。
 このチャンスを逃すつもりはありません。全身全霊で叩きます。もう新しい土地で死んで帰るというジンクスは嫌なのです。

 そしたら本当に勝てました。諦めないで戦ってみるもんですねぇ…。でもなぁ、これに普通に勝てる人、やっぱりいるんだろうなぁ…。世の中広いよ。

 しかし、奇跡は2度起らないもの。もう技もほとんどないんだし、馬みたいに疾風スキルで追いつかれる敵もいるかもしれません。用心に越した事はありません。

 なだらかで、時には高低差のある楽しげな土地を歩くものの、怖くって仕方なくて楽しむ余裕もないワタクシは、「ミーレンの石柱」とかいう場所にたどり着きました。そこには人型モンスターが……。

 ぎゃああ! もうだめだ! 家に帰ろう!

 そしてそのままシーリングジェム…。

 一度勝利した事で命を拾ったため、かえって死ぬのが怖くなってしまったワタクシは、未知の敵と向かい合う勇気さえも失ってしまいました。……つまり、チキンになったのです。

 人として、冒険者として、ひとまわりも、ふたまわりも、小さくなって帰還するのでした…。
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