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総合ＴＯＰ → ベルアイル 【戻る】・ 【215】・ 【216】・ 【217】・ 【218】・ 【219】・ 【220】・ 【221】 　 　ACT.215　：　アフロ全開！ 　その日は、ナニゴトも無い一日のはずでした。 　ウチのアリエス婆ちゃんで各都市を回ろうかなーと思っていた頃、ギルメンから緊急の知らせが舞い込んだのです。 　ボーダーが火事です！　アフロ集団がぁぁぁぁ！ 　ちょうど日記ネタにも困っていたので、光の速さでボダへ行きます。すると何やら燃えまくっているのです！　こ、これはぁぁぁ？！ 　ナイスアフロ！ 　ぉぅぃぇ！ 　彼らは口々に叫びます。熱いソウルに満たされ、誰もがブラザー。そう、ワタクシもいつの間にやらアフロを渡され、そのまま加わることに…。なりゆきでした……。 　アフロ集団はボダからアリアへと移動します。しかも、一列になって街を大行進！　街の人々は呆然とした表情で立ち止まり、その熱量に圧倒されるばかりです。 　しかも進むごとに同士は増え、あの広いアリアバードをアフロだらけにしたのです！！ 　ここまで来たら、もう抜け出せません。 　……しかしこれ、何人いるんでしょう？　数えるのが怖くなってきました。ぉぅぃぇ！　ＹＡ！ 　やはりアリアといえば女王アムリタ。当然のように城へと突入した軍団は、女王への敬意を忘れません。 　感謝の意を伝えるため、みんなで女王を取り囲みます。女王もさぞ喜んだ事でしょう。 　そして始まる土下座の嵐。中にはウキョウに闘志を燃やす者まで…。へい、ブラザーそんなに熱くなるなよ！　燃やすのは恋心じゃねぇ！　魂さ！ 　ぐぁぁぁ！　なんて熱だ！ 　目がくらむ程のソウル、燃え上がる闘志、アムリタ女王の姿さえも霞んで見えない状況。こんな機会はめったにないぜ！ 　この魂の叫びが十分に届いたかい？　俺達の魂のビートを感じたかい？ 　いいぜＯｋ！　次はカルガレオンに旅立とうぜ！ 　アフロ集団の誰かが言います。 　故郷にアフロ姿だなんて恥ずかしい、と。しかしブラザーはそれを否定します。 　「恥ずかしい？　違うな、凱旋だ！」…と。 　そして、アフロ集団はゆっくりとカルガレオン城へと歩きます。誰も走り出す事も無く、ほぼ無言で、３０人近いプレイヤーがわらわら歩いているのです。 　誰もが思いました。 　「これ、いつまでやるの？」 　カルガレオン城、そして始まりの地ボーダーへと出向いた一行は、それぞれの王様に熱い想いを伝えました。ベル時間で約２日。興奮さめやらぬアフロ達は、解散します。 　ありがとう勇者達！　ありがとうアフロの騎士よ！　キミ達の活躍は心に刻まれた。 　解散の間際、アフロリーダーがこんな事を…。 　「じゃあ、１２月２３日、クリスマス本番もよろしくー」 　……本番があるらしい。 ↑ＵＰ 　 　ACT.216　：　ネガティブ大王はツンデレ系 　ちぇ！　地上実装は延期だって。しかも２００７年とだけ明記されてて、いつだか不明と来たよ。全然進んでないって事なんじゃないの？ 　仕方が無い…。三太などという西洋の無償物品配布人に付き合ってあげる。 　いい？　開発がこれしかないっていうから…。だから仕方なくやるんだよ？ 　す、好きでやってるんじゃないんだからね！　わかった？ 　はい、深呼吸。 　大きく吸って〜〜、吐いてー。 　…まあ、そんなわけで、 　　　（↑なにが…？） 　せっかくなので開発のお遊びに付き合う事になったワタクシ。 　一生懸命に獣の毛を集めて渡しているというのに、出るのはクラッカーばかり。しかも捨てられないから大変です。 　使い切らないと邪魔なので、マウスボタンを１６連射で連打。 　え？　知らないの？　１６連射！ 　そうですか…。知りませんか…。嗚呼、もう誰も愛せない。 　…で、その三太イベントですが、獣の毛と交換という事もあり、集めるのは多少は手間ですが、一応、回数さえこなせば全種類集めるのは簡単。でも、レア装備で【Ｓ】が付いているモノがあり、それらはＳＴＲ＋１０なんです。 　そりゃまあ＋１０ですからねぇ、役に立つでしょうけど、時期を過ぎてまで装備するのやだなぁ…。リアル夏には着ないで欲しいと希望。 ------------------------------------------------------------------------- 　三太イベントもあっけなく集め終わってしまい、残ったのは倉庫の圧迫という事実のみ。今でもパンパンなのに、クリスマス装備は数が多いので困ります。これ以上無理。 　すでにルーンカードの【倉庫�T】は購入済みで、中身は全部、未使用シーリングジェムで埋まってます。これ以上は本気で無理なのです。 　なので最終手段としてガチャに頼ってみました。まだリーフあるしね。 　クジ運は悪い方らしく、これまでレアらしいレアは出たことないのですが、実装されたばかりの【倉庫�U】が出たらいいなぁ、と奮発し──、 　れ、冷凍倉庫でたーーーーーーーーーー！（←冷凍倉庫のアイコンね） 　保存袋は大を持っていたし、かさばる品は婆ちゃんに持たせてたので、保存自体は問題なかったのですが、そろそろ重くなってて困ってました。ひゃっほう！ 　ワタクシは無駄だと知りつつも、趣味で【デモニカの核】を集めているので、冷凍倉庫は欲しいなと思ってたんですよね。これ１個、重量６もあるんだもの。 　これ自体、特にに使い道もないのですが、なんとなく安いと買ってしまうのです。ギザギザの１０円玉を集めてみた事ないですか？　あんな感じ。 　ガチャの成果は結局これだけでしたが、冷凍が必要でない品も入れられるので、本当に助かりました。 　しかしこの「デモニカの核」、これって結局に何に使うのかねぇ？　一応は「魔物の肉」って食材みたいだから、「デモニカケーキ」とか「デモニカごはん」とか、新レシピで加わったりするのかな、と少々期待。 　いや、いやいや、喰えねぇ……。デモニカごはんは食えません。 ↑ＵＰ 　 　ACT.217　：　嗚呼、ベルアイルよ何処へ行く… 　あ、この服欲しい〜！　と叫んでみてもガチャだったりするわけで、各都市のレシピも上限に達すると、もう有料でガチャ回すしか手が無い。 　服集めを信条としているワタクシにとっては、全部が有料だと手が出ない。いや、社会人だから、２〜３万のお金など払うのは容易いけれど、ゲームの方向性として違うと思うから、これ以上のお金を払うわけにはいかない。 　もうすでに、まったく別の遊びなのだから。 　公式で１３万リーフ販売とか、幸運花のリニューアルとか新規アイテムが手に入るとしても、歪んでしまったベルアイルの方向性が加速するだけだから、賛同するわけにはいかないのです。 　なんでこんなになってしまったのだろう？ 　βの頃、開発が誇らしげに言っていた、まだ全貌の○％しか出していないという言葉はどこに消えてしまったのだろう？ 　今のベルアイルは集金だけを目的とした危険な場である。 　危険になってしまったのだ。 　嗚呼、ベルアイルは何処へ流れていくのだろう？ 　地上が実装されたとして、本当に全てを取り戻せるのだろうか？ ↑ＵＰ 　 　ACT.218　：　寝過ごした！　そしてまたオヤスミ 　１２／２３には「アフロ集会」があるというので、地上実装の次に楽しみにしていたのですが、完璧に寝過ごしました。 　画面写真は朝の５：００です。（うそじゃないんだ…） 　当然のように仲間もいないし、街は放置フリマだけだし、歩いている人も１〜２名。まあ、仕方ないよね。うん。 　さて、これでもうイベントはなくなりましたね。 　それじゃあ寝なおすとしますか。とりあえず孫が大学卒業まで何もできないので寝てます。国家ランクだけは上げるつもりですので。 　ベルはやめません。やめないけど、やる事もないので、国家ランク上げながら待つ事にします。そういう事で、学校関連でたまにいますので、よろしく。 ↑ＵＰ 　 　ACT.219　：　１／２冒険旅行のイベント 　2007/01/02　ギルド「悠宮」さんの主催により、ギルドハント……というか冒険旅行が開催されました。 　ドリオンを出発してフォレスティア→最後にラージャンへと進む道を歩いて踏破するというもの。なんというか、マラソンみたいなものです。 　一応は”死ぬかもよ”という前提があったため、一生懸命に倉庫に荷物を預け……、ひぃ！　倉庫の中がガチャで出た無駄アイテムで一杯だよ！ 　すっかり足が遠のいていたもので、ギルメン達と会うのも久しぶり。元気な声で挨拶するのです。 　メリークリスマース！　メリー……クリスマー…ス…。 　…いや、あの時期は忙しくてさぁ、いつの間にか正月になってたんですよ。だから今だけはあの頃に戻らせて…。ギルメンの反応は、それはもう冷たいものでした。 　他ギルドの皆さんと混成でパーティを組み、いざ向かうのはフォレスティア。あの危険な密林を走る抜けるのです。 　ナゼかギルマスだった事もあり、パーティリーダーになってしまったので、組んだ時にリーダーとして一応言っておきました。 　敵に襲われたら人ごみに逃げましょう。他の肉壁が身代りになってくれます…、と。 　生き残るためには他者すら道具！（←悪党） 　途中でメンバーが回線落ちしたり、パーティ組んでるけど行動がバラバラだったり、と面白い状況ではありましたが、みんな無事にマラソンを続けています。 　ウチのメンバーさん達は主に最後尾にいたのですが、前グループが倒した敵がすでに復活していて、それを倒しながら進むという作業に手惑い、余計に遅れるという事に…。 　でも、協力しながら進むのも面白いものです。 　さあ！　ここを超えればナダはすぐ近くだ。 　別グループなはずのウチのギルメンなどとも再会し、そろそろ個人では対応しきれないＬＶの敵に怯えながら目指すのはナダ。 　ああああ〜、しかし〜！　私は明日、お仕事なのです。砂漠までの道のりが楽しみでしたが、もはやこれまで。 　すまみせん！　落ちます！！　また誘って〜。 ↑ＵＰ 　 　ACT.220　：　孫は大学、婆は道楽 　孫のティーさんがとうとう大学に行けるようになりました。背もスラリと伸びて、頭にかぶるウサギ帽子もそろそろ恥ずかしい年代です。 　一応はまだ居たワタクシとしては、これを待ってたわけですが、それにしても正直かったるいなぁ…。１年目、２年目はまだいいけど、その後の課題がめちゃめちゃ厳しいんだもの。 　国家ランク制限の服を着る為だけに上げるのはなぁ…。どうよ？ 　魂片６０を超えたうちの初代様、アリエス婆ちゃんも相変わらずインチキなルーンカードのおかげで永遠の若さを手に入れました。 　毎夜、このようなハレンチ極まりない格好で街へと繰り出し、なにやら色々吸い取って帰ってくるという……妖怪さながらの生き物となりました。 　孫が勉強してるのに、婆は年金で遊んでる！ ↑ＵＰ 　 　ACT.221　：　だから私は日記をつける 　ギルド会議、こんな時期に何の話かと言えば、 　それは「ワタクシの引退とギルドの今後について」の事であります。 　はい。決めました。私は引退する事にしたのです。 　楽しかったベルアイル、でも今はどんどん悪い方向へと進んでいる。 　…私にはそれが耐えられませんでした。それにより、楽しいと思えた気持ちが、黒い感情に塗りつぶされてしまうと感じれば、もう居る事はできないと思ったのです。 　思い出は楽しいままで残したい。だから、去る事を決めたのです。 　しかし、私はギルドを立ち上げました。そして仲間が出来ました。立ち上げだけの一人ギルドならまだしも、仲間ができた事で同時に責任が生じたのです。 　これまで何人ものメンバーが何も言わずに去っていきました。それは仕方が無い事ですが、ギルドマスターが何も言わずに去るなんて無責任な事はしてはいけない。もちろんしていい事ではない。 　私の個人的な引退理由なんてどうでもよい話なんですが、実質的な問題となるのがギルドの今後です。ギルマスが抜ける事でメンバー達の身の振り方をどうするか、…これこそ話さなければならない議題です。 　今回の会議は、それをどうするか、を話し合う場であり、責任を果たすべき会議でもあるのです。 　結論から言うと、このギルド「ストレイ・シープ」は解散させる事になりました。 　私のキャラデータをそのままにしておくとして、ギルドを継続させたとします。しかし私が引退して課金をやめてしまえば、キャラデータがいつまでも残る保証がありません。 　サーバーからキャラデータが削除されたと同時に、ギルマスである私の存在が消える。つまりその時点でギルドが消滅するのです。残ったメンバーにとって、いきなり消えてしまう事になるのは困るのではないでしょうか？ 　そして、ギルド解散自体がいい機会でもあるのも確かです。今のこのギルドにいるギルメン達は、参加し続ける事が心地よい部分もあるからこそ残っている思うのですが、それは同時に停滞も意味するものだと思います。 　このまま、何も変らないまま行くよりも、新たに自分自身それぞれのプレイスタイルを探す事、考えてみる事もまたゲームとしての醍醐味（だいごみ）です。解散を通して、自身の道を考えなおすという機会にもなるはずなのです。 　だから、それを話してみて、新たにギルマスを立ててのギルド継続はしないという結論に達しました。たぶん、それが一番いい形なんでしょう。みんなもそれで納得してくれたみたいです。 　わがままかもしれませんが、 　解散した後も知り合いとしての交流が少しでもあれば、と願うばかりです。 夜で露出が悪くて残念…。 　そして話し合いも終り、みんなで最後の記念撮影する事になりました。 　正直、ギルマスの私が引退してしまう事で、野次の一つも覚悟してたんですが…、みんな優しかった。変な世辞もなく、気持ち良く送り出してくれました。それが本当に嬉しかった。 　そして同時に申し訳なかった。はっきり言って、いいギルマスじゃなかったからです。 　後半はイベントも企画せず、会話だけになってました。停滞するベル世界を楽しませる努力を怠っていました。１ユーザーとして不満をぶつける事が多くなってしまいました。 　でも、ギルメンどもは笑顔で送ってくれました。野次なんてひとつも来ませんでした。 　…まったく、こんちくしょうな野郎共です。ううう……。 　無言で消えていく人が多い中で、みんなに見守られながら、こういうラストを迎えられるなんて、これほどシアワセな事はないと思います…。これでもう…思い残す事はない……。 　ん？　あれ……これって、…どこかで似たようなシチュエーションだなぁ…。 　はうぁ！　そうだ葬式だ！　なんか自分の葬式を眺めてるみたいだ！！ 　思い残す事はないって、死に際かよ！ 　なるほど、そうか…、そうでしたか…。（←道徳上問題アリ） 　まあ、そういうわけで、記念撮影を終えた私は、まだ階段に居るみんなの前へ出て、振り返りました。そして手を振ります。 　「さよなら。みんな元気で」 　そしてそのままログアウトし、仲間とのお別れ。 　ベルアイルとのお別れです。 　オンラインＲＰＧは確かに多くの時間を消費します。しかし、オンラインだからこその友達との交流は確かに存在し、一人用ＲＰＧでは感じられない思い出を作ってくれます。 　出会う事、別れる事、楽しむ事、喜ぶ事、悩む事、困る事…、そうした流れを友達と過ごす時間は何にも代える事のできない瞬間です。 　どんなにいいゲームでも、どんなに悪いゲームでも、オンラインだからこその仲間がいる。それはほんの些細（ささい）な事の様で、とても大切な要素ではないでしょうか？　ソロもいいけど、仲間もいいものなのです。 　色々あったベルアイルだけど、これを遊んで本当に良かった。本当に良かったよ。 　忘れられない旅の記憶を残しておくために、 　思い出という心の宝を大切にしておきたいと思うから、 　だから私は、日記をつけているのだと思います──。 ｐｓ． 　ああ、そうそう。 　最後に聞いた仲間のセリフに、こういうのがありました。 　「またどこかの電脳世界で！」 　また会うかもしれない。会わないかもしれない。 　でも、いいセリフだなぁと思いました。 ↑ＵＰ 　 　ACT.Last　：　ＧＯＯＤ　ＢＹ　皆様 結局使わなかった音楽ＣＤの特典「黒い剣」を装備しつつ…。 　ここまで付き合ってくださり、誠に感謝であります！ 　「またどこかの電脳世界で！」 　ナグーのパンチさんは逃がしませんでした。ペットとして気に入ってしまったｗ 　別ゲームにも連れて行きますので、会ったらよろしく。 ↑ＵＰ ■ＴＯＰへ戻る